夏の着物の汗じみ・カビを防ぐケア術

夏は汗や湿気の影響を一番受けやすい季節。着た後のひと手間で、着物の状態は大きく変わります。

脱いだ直後にやるべきこと

ハンガーにかけ、直射日光の当たらない風通しの良い場所で半日〜1日ほど陰干しを。着用中に生地にこもった汗や湿気を飛ばすための大切な工程で、直射日光に当ててしまうと生地の変色や退色の原因になるため、必ず日陰で行いましょう。生地に触れてひんやりした感じがなくなれば陰干し完了の目安です。衿元、脇、裾まわりは特に念入りに確認しましょう。放置すると後から黄ばみの原因になります。

汗染み・皮脂汚れ対策

気になる部分は乾いた清潔なタオルで軽く押さえて水分を吸い取るのが基本。ゴシゴシ擦ったり水拭きしたりするのは避け、目立つ汚れは専門クリーニングに相談しましょう。

収納前のチェック

生乾きのまま収納すると、湿気がこもりカビの原因に。たとう紙も変色や湿りが見られたら早めに交換を。

保管中の湿気・カビ対策

除湿剤や除湿シートを活用し、年に1〜2回は虫干しを兼ねて状態を確認しましょう。

やってはいけないNG行動

直射日光での乾燥、湿ったままの密閉収納、扇風機やドライヤーを直接当てる、自己判断での水洗いは避けましょう。

まとめ:日々のケア+もしもの安心を

ここまでのケアをしても、汗染みを完全に防ぐことは難しいもの。だからこそご検討いただきたいのが「5年保証クリーニング」です。撥水加工(ハジックガード)で油じみやワインなどの汚れを弾きやすくなりますが、溶剤は通常より穏やかなため、頑固な汚れや皮脂汚れが落としきれない場合もあります。日々のケアと保証クリーニング、両方があってこそ、着物を長く安心して着続けられます。ぜひ5年保証クリーニングの追加もご検討ください。